初春のおにゅう峠ツーリング

KTM

 気候も暖かくなり、路面の塩カルも無くなってツーリングに適した季節になって来ましたので、今年初のおにゅう峠に行ってきました。冬季通行禁止の道路が目覚めたばかりの状態でどのような状態なのか見ていきたいと思います。

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今日のツーリングルート

 今日のルートは、「以前の記事」で取り上げたルートになります。ちょうど朝出発して、夕方暗くなる前に帰れるお勧めルートになります。この道の特におにゅう峠のルートがなかなか激しかったので、レポートします。例によって、今回も「こだま食堂」でわらじカツ弁当を買って、おにゅう峠に持って上がって食事しました。ツーリングに出かけた日付は2021年4月10日です。

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落石がヤバい

 おにゅう峠を福井側から滋賀県に向けて通過したのですが、道中の落石が酷かったです。小さな落石をスラロームのように避けながら走ることになります。バイクなら避けられますが、車だと跨ぐことになるかと思いますが、跨ぎ切れるか微妙な落石も道路には転がっていました。酷いところでは、30cm四方の落石も転がっており、直撃食らったら死んでしまいそうな物も転がっていました。

路肩がヤバい

 落石が酷すぎて自動車と離合するのも一苦労です。バイクの機動力を発揮して路肩の端の方まで車を避けて落ち葉の中に突っ込んだのですが、そこに待っていた物は、なんと側溝でした。落ち葉で見えないので見事前輪がはまってしまいました。

 写真では、落石の状況が無い場所での撮影ですが、路肩の状況はまさにこんな状態でした。幸い、軽い車体だったので勢い付けてバックしたらなんとか側溝からは抜けられましたが、これが以前乗っていた車重280kgのバイクだったら途方に暮れていたでしょう。

路肩には側溝と言う落とし穴が・・・

倒木がヤバい

 2020年12月に近畿北部を大雪が襲い、多くの倒木が発生しました。その影響なのかもしれませんが、おにゅう峠も道を半分ふさぐような形で倒木が有りました。一応かろうじて通れるように一部倒木が切断されていましたが、サバイバル感は満載です。

おにゅう峠唯一のグラベル区間が無くなった

 昨年末におにゅう峠から福井(小浜方面)の路面がほぼ舗装路に整備されたのですが、唯一50メートルだけグラベル区間が有ったのですが、今回行くと、その区間も舗装されていました。以下の写真は以前撮影した唯一のグラベル区間です。

奥に見える電柱までの区間がフラットダートになっていたのですが、この区間も舗装されていました。もうオンロードバイクでも楽勝な林道になってしまいました。

まとめ

 以上のように、この時期は自動車で行くには、ちょっと躊躇する状態ではありますが、バイクなら全く問題なく峠越えすることが可能です。

 とは言うものの、実際には普通乗用車とは何台もすれ違いました。オフロード得意そうな車両も居れば、普通にフォルクスワーゲンのゴルフとかトヨタのVitzのような車両で頑張って峠越えしている人たちもいました。途中で降りて、落石を避け、道路整備(落石除去)していました。本当は、3月末から4月頭くらいに行きたかったのですが、週末雨が続いたので、完全に桜の季節を逃してしまいましたが、かろうじて朽木側に桜が咲いていたので、バイクと共に撮影しました。これからどんどんお出掛け可能な季節になるかと思いますので、ツーリングおよびバイク整備に精を出していきたいと思います。

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