パイロン系の練習会に行ってきました【膝擦りの極意とは?】

KTM

三重県の鈴鹿ツインサーキットで行われている走行会に行ってきました。その時の模様と一部の方には興味が有るかもしれない、膝擦りについて、私見を述べさせていただきます。最初に言っときますが、そんなに上手じゃないので悪しからず。

スポンサーリンク

練習会(走行会)の紹介

 私が行ってきました走行会は、「NPO法人ライダーズネット」が主催のラ・パラと言う走行会に行ってきました。ラ・パラとは、「ライダーズパラダイス」の略で、本当にバイク乗りの為の遊び場を良心的な価格で提供してくれる素晴らしいイベントです。超ド初心者からプロ級な方々までいろいろな方が参加しています。また、今回私はパドックのみ走行の枠で参加してパイロンコースや8の字の練習が出来るようになっています。1日遊んで3000円(+入場料500円)です。破格ですよね。

スポンサーリンク

練習会の必要性

 以下、私の私見なのですが、バイクは運転免許の試験に合格して、晴れて公道を走れるようになってもバイクを自由自在に操れるかと言うとまだまだ程遠い状態で教習所を卒業できてしまいます。教習所では最低限のバイクの乗り方は教えてくれますが、あとは自身で鍛錬して下さい。と言う感じです。その結果、「曲がりたいときに曲がれない。止まりたいときに止まれない。」と言うライダーが公道デビューします。こんなこと言うと、「そんな人、免許持てないでしょ。」と思う人が多いと思いますが、私が見ていて意外とそう言う人多いと思います。パイロンのコースをゆっくり走っている時、コース幅が狭く一瞬で切り返ししてハンドルストッパーに当てないと曲がれないようなコースだと125ccでも大回りでパイロンなぎ倒す人多いです。練習会に来るような人達なので意識高い系な方々なのですが、そう言う練習を積んでいない人にとっては曲がりたい瞬間にハンドルストッパーに当てて曲がるって出来ないものです。
 また一旦停止・踏切でしっかり止まらない人の気持ち凄く分かります(道路交通法違反ですが。)。ブレーキ掛けるとバランス悪くなりますし。止まるとバイクが傾くかもしれないですし、再加速は体が仰け反るかもしれません。でも、その状態だと公道でも非常に危ないです。公道で事故しないためにも、こう言った走行会で操る練習するのがベターだと思います。ジムカーナーでもサーキット走行でもオフロードでも練習できるなら何でも良いです。ただ転倒時のダメージが最も少ないのがジムカーナーです。お勧めですよ。

今日の目的

 KTM690SMCRで練習会は初めてです。少しずつモタード車両にも慣れてきたので、そろそろ練習会にもと思い参加しました。今日の目的の1つは、これです。

無傷のバンクセンサー

当初付いていたバンクセンサーはVFR1200F時代にショートコース走行時に左右共に削れ過ぎて今年の初めに新品に交換しました。ちょっと見た目の問題もありますので、走りながら削っとこうかなぁ。と言うところです。別にそんなに拘り無いのですが、何となくです。

コース設定について

 以下の写真のようにパドック内にパイロンによるミニコース・8の字コース、パイロンベーシックライディングコースの3か所を9時から16時30分まで走り尽くして3,000円は破格です。本当に感謝感謝なイベントです。 私は、パイロンベーシックコースで練習します。

練習模様について

 私はパイロンベーシックライディングコースを主に走っていました。4本シングルやスラロームの練習を行い、昼からは回転も加えた簡単なコースを作成して練習を行います。適度に休憩を入れつつ、適度な負荷で練習が出来るので、体力無くても長続きします。 天候にも恵まれて久々に良い汗かきました。

膝擦りの極意について

 私は膝擦りは、バイクを早く安全に走らせるためのスキルを身に着ける過程でオプショナルとして出来る物だと思います。私も、別に膝擦りの練習は一切していませんでした。興味もあんまり有りませんでした。バイクを早く安全に走らせるためにはと言う練習は40歳超えてからちょくちょく練習会行って鍛錬するようになりました。(もちろん、まだまだ未熟者ですが。)バイク雑誌を読んだり、ライテクのDVDを買ってきたり、そして練習会に参加したりして、体の使い方を見様見真似で練習すると意外と地面が近かったので、膝出したら擦れました。って感じでした。その時意識していたのが、極力転ばないようにバイクを立てて体を落としてターンしていたので、本当にこんなことで膝が擦れるもんなのかと驚きました。昔は、バイクを寝かしてステップ擦ったとか、ブーツが地面と擦れただの言っていましたが、今ではそれが非常に危ない乗り方であったと反省しています。よく死ななかったなぁ。と思います。
 もし、膝擦りがしたいなぁ、と思ってこのページを見ている人がいるのでしたら、喜んでください。膝擦りのスキルと早く安全に(スリップダウンせず)走るスキルは同じ延長線上だと思います。ただし、体得する順番は早く安全に走る練習を行ってから膝擦りの練習した方が膝擦り達成までは早いと思います。結局それが、タイヤを潰して曲がると言う重要なスキルに繋がり、タイヤが潰れるのでタイヤも端っこまで使えるようになります。その時、ステップもブーツも地面に当たりません。コース走ると旋回スピードが上がります。冬場や雨天でもスリップする確率が下がります。では、肝心のどうやって「早く安全に走るスキル」を学べば良いか?ですが、お勧めは月間雑誌「Riders Club」の購読です。バイクの安全な走らせ方(走る・曲がる・止まる)を懇切丁寧に特集してくれています。私は、座学として「Riders Club」を読んで、日ごろの公道でのライディングや練習会で実践してみると言うことを繰り返しています。月によってはライディングの特集ではなくてバイクの紹介であったりします。(それはそれで楽しいのですが。)また、本がちょっとお高いのと持ち運ぶには重いです。電車の中で見るのは大変だったりします。そこで、さらにお勧めなのがスマホアプリの「dマガジン」で「Riders Club」を読むことです。毎月月末に最新号がリリースされます。更にdマガジンが素晴らしいのは、過去のバックナンバー(1年分)も全て月400円で見ることができます。スマホの中に1年分の「Riders Club」を家のWifiでダウンロードして、暇な時にスマホで読めるので、非常にお勧めです。1年分あればかなりの情報量になりますので、十分な価値が有ると思います。極端な話、初月30日間無料なので・・・。いやいや、一度ですべての情報を把握して、体に覚えさせるのは非常に難しいです。ガソリンやオイルと同様にバイクを楽しむためのコストだと思えば非常に安いと思います。その他の雑誌も山盛り読めますが、そこは人それぞれかと思いますので、無料のお試し期間の間にでも自分の目で確認して下さい。

おわりに

 結局、バイクのスキルを上げるのに近道はないと思います。基本的なスキルを徐々に磨いていくと、走りの幅が非常に広がります。安全に早く公道でバイクを走らせることも出来ますし、クローズドのコースで膝擦ったり、オフロードコースもそこそこ上手に走らせたり出来、一段とバイクライフが楽しめると思います。ぜひ騙されたと思って、早く安全に走るスキルの習得を頑張ってみて下さい。

おまけ

 結局、バンクセンサーはどうなったのかと言うと、一応削れました。ミニコースの都合上左側だけです。パイロンベーシックコースでは膝擦りませんし。

 さらに、前後タイヤが完全に終わっていました。安全のためには、交換です。タイヤ発注したいと思います。

後ろタイヤ
前タイヤ。スリップサインが終わりを示す

コメント

タイトルとURLをコピーしました