エアバックジャケット Tech AIR5購入(インプレとトラブル)

KTM

 結局、TECH-AIR5を個人輸入で購入しました。ただ外が寒いので実際にバイクに乗ってのインプレは出来て居ないので商品到着後に開封して試着インプレをさせて頂きます。

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購入したお店について

 購入したお店について 海外バイク用品の通信販売では有名かと思うのですが、「FC-MOTO」で購入しました。ドイツのお店です。10年以上前にも利用したことが有り、メールアドレスも登録しているので販促のメールもチョコチョコ来ていました。11月にブラックフライデーのセールでクーポンコードを入力すると全商品15%引きになるということで購入することにしました。10%引きは頻繁に行っています。

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開封してみた

 ダンボールの中に製品箱が入っている状況でした。比較的梱包は丁寧な方だと思います。

 日本語のマニュアルも入っているので、使い方で迷うことはないと思います。充電器や充電ケーブルも入っていますが、マイクロUSBです。しかも、抜き差しでコネクターが痛むのを防ぐためにコネクターが磁石で付け外しできる物になっています。至れり尽くせりです。

 60,000円オーバーのジャケット買ったのは初めてです。私の皮ツナギでもアウトレット品だったので、これほどの値段はしていません。

着てみた

 持ってみての感想ですが、ボンベや電子機器が内蔵されているためなのか、ちょっと重たい感じがします。重さを図ると2.0kg有りました。私のヒットエアーがジャケットプロテクター込みで2.6kgなのでTECH-AIR5着てアウターも着るとホボ同じ重量になるかと思います。サイズ感ですが、180cmと70kg(BMI:21)の私でLサイズはベストサイズでした。エアバックで衝撃吸収はバッチリ期待できますが、路面をスライディングした際の摩擦のプロテクション能力は無いので、肘プロテクタ内蔵のジャケットを着る必要が有ります。TECH-AIR5のバックプロテクターが有る分、少し大きめのジャケットの方が良さそうです。

スマホとペアリング

海外からの通販ですが、ちゃんとスマホアプリとペアリングすることが出来ました。これで、電池残量やファームウェアバージョンの確認、ファームウェアの更新が可能になります。

  1. Google Playストアーから「Tech-Air App」をダウンロード、インストールします。
  2. アプリを立ち上げてアカウント情報を作成します。
  3. TECH-AIR5の襟元のタグの2次元バーコードを読み込ませてジャケットを登録します。
  4. ついでに、ファームウェアを最新の物にアップデートします。「設定」→「ファームウェア」から「アップデートする」で可能です。襟元にスマートフォンを置いてゆっくり待ちましょう。15分くらいかかりました。

ファームウェア更新後のトラブル発生(黄色ランプが消えない)

 ファームウェア更新後に気づいたのですが、起動時のランプの状態遷移がおかしくなりました。通常であれば、

  1. 襟元のスナップで電源ON
  2. バッテリーレベルインジケータ表示(3秒)
  3. システムチェック表示【LED:緑・黄色表示】(最小3秒、最大60秒)
  4. システムアクティブ表示【LED:緑表示】

 となるはずなのですが、「システムチェック」が60秒どころか5分経っても終わらない状況でした。センサーのキャリブレーションを行っているので着用して歩いたりしても終わらず、しかし、エラーになるわけでもなく、さすがに「初期不良!?」と思って焦りました。結果的に、着用後に脊髄パッドの分部を揺さぶることによりキャリブレーションが正常に終了し、システムアクティブ表示【LED:緑表示】になりました。Youtube動画で他の方が購入したTECH-AIR5のLED状態を見てみると、ごくわずかな動作でシステムチェックが終了しているようなので、ファームウェア更新でセンサーの感度が落とされているのではないかと思います。発売から時も経ってセンサーの感度も最適化されているのかと思います。ちょっと焦りましたが、なんとか運用できるようになり一安心です。

個人輸入による購入価格

 最後に、今回の購入価格(実費以外は概算です。)です。以下のようになりました。

①物品価格67,000円
②割引(15%)10,000円
③割引後価格(①ー②)57,000円
④送料5,100円
④関税等(実費)3,300円
⑥総額(実費)(③+④+⑤)67,166円

総額⑥が総額表記と1800円ほど合わないのは、概算額誤差と為替の関係です。購入価格として高いと言えば高いです。国内販売店で買った方が安心感は非常に高いです。費用と安心感を比較して海外通販を利用するのか国内購入するのかを検討した方が良いと思います。

おわりに

 エアバックジャケットでは、ヒットエアーの存在が非常に大きいです。価格面・安全面でも非常に高い次元で実現されていると思います。Moto-GPの安全性を支えているTECH-AIR5の実運用時の利便性も大変気になるところです。ケーブルをバイクにつなぐことが不要な際の効果がどれほどの物なのかは、実際にTECH-AIR5を利用して確認していければと思います。

コメント

  1. 高価な立ちごけ より:

    私もFCmotoで購入したのですが先日立ちごけで膨らませてしまいました。
    FCmotoに問い合わせたところ送ってくれれば修理するとのことだったので国際郵便で送ったのですが大阪国際郵便局よりエアバッグは送れないと返送され送料(¥8,800)も返ってきませんでした。DHLか何かで送ろうかと思いましたが再度FCmotoに確認すると返送する際に日本の税関で拒否されるかもしれないと言い出しております。
    それで私のTechair5はゴミ化しております。
    もし修理のご経験があれば教えて下さい。
    よろしくお願い申し上げます。

    • ヒロリン より:

      高価な立ちごけ 様
      こんばんは。当方のブログをご覧頂き、大変ありがとうございます。
      立ちごけ、お体大丈夫だったでしょうか?

      幸いと言いますか、残念ながら、今のところ私のTech Air5は、その威力を発揮することなく、今に至っています。
      お役に立てずに申し訳ございません。
      参考までにFCmotoでは、いくらで修理頂けるのでしょうか?
      並行輸入品のリチャージの実績が出来たら凄いことだと思います。
      FC-motoからの購入は方々で実績が有るので「日本の税関で拒否されるかもしれない。」理由は分からないですが、一か八かで掛けるかですね。応援しています。

      以前は、日本の岡田商事さんでリチャージするのに30,000円以上していたのですが、今は20,000円程度でリチャージしてくれるので、並行輸入のメリットも幾分小さくなったかなぁ。と思っています。
      私も購入する際の転倒のリスク評価として、
      購入案1:FC-motoで67,000円にて購入。万が一、膨らませてしまった場合、2着目を新たに購入すると2着で合計134,000円。転倒2回目からは大赤字。
      購入案2:岡田商事さんで98,890円にて購入。膨らませてしまった場合、リチャージに32,780円(今は20,680円)すると、合計131,670円(今は119,570円)
      ですので、当時は金額的には大きく変わらないのと、過去の公道での事故実績も踏まえて、購入案1を実行しました。
      今、FC-motoのサイトを見ると、本品の10%オフとブラックフライデーの20%オフが開催されていますので、最近のユーロ高の影響を考慮しても、
      私の購入金額位で購入できそうな感じですので、2着目購入も検討なされてみるのも良いかもしれません。

      総じて、全く役に立たない情報ばかりで大変申し訳ございません。
      Tech Air5は非常に良い物かと思いますので、なんらかの形で引き続きご利用できることを祈っております。

  2. 高価な立ちごけ より:

    立ちごけなので無傷でした、ありがとうございます。体がパンパンになったショックが大きかったです。
    私も同様の計算で膨らませても十分安いと思いFCMOTOで購入しました。こんなに円安になるとはおもいませんでした。2枚目買うときまではトントンですが次は立ちごけできません(笑)
    当時問い合わせでは
    After the activation, the vest must be sent in, as only trained personnel can take care of the repair of the gas cartridges – activation service 299.95 EUR
    The vest can be sent in for maintenance every two years, which extends the guarantee by a further two years (maximum 10 years possible) – maintenance service EUR 99.95
    でしたが
    直近では
    If the cartridges need to be refilled, you must send the airbag vest back to us for the service
    Please bear in mind that there will be costs as the vest has to be refilled(ca. 120,00 Euro)
    になり
    どうすればいいか尋ねると
    You must send it back to us.
    と返答だけになり次のやり取りでは
    Unfortunately some articles cant be shipped overseas due to shipping restrictions.
    送ったら必ず返送できるか尋ねたら
    Unfortunately it will be returned by the customs office when it arrives in your country.
    とだけ返答がありました。
    船便で送れるのなら時間かかってもいいかなと思いましたが修理代払って返えってこないのもどうかと思うし。
    商品が送れるのなら修理品も送ることができるのになぁと思います。
    ヤマト国際宅急便に問い合わせたら、基本的に修理などの返送品は受け付けていない。Fedex等なら受け付けてくれるかもってことですがFedexは高い!
    今までの安心感が急になくなったので高いですが国内品を買おうかとも思い始めてます。
    とりあえずDHLなどで送料見積もりしてこようと思っています。

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