バッテリーを外す機会が有ったので、バッテリー交換の方法と利用しているバッテリーの説明を行います。
利用しているバッテリーについて
アドレスV125Sのバッテリーには、現在リチウムイオン電池を利用しています。特徴は軽量かつ自己放電が少ない。大電力が取り出せる。と言ったところです。アドエスV125Sのバッテリーの型番は、YTX7A-BSになります。重さは約2.2kgですが、リチウムイオン電池の方は、なんと
たったの600gです。本当に大丈夫か?と心配になるような重さですが、見ての通り事実です。お値段は8000円弱と純正バッテリーよりは安いですが、格安輸入バッテリーよりかは高いと言った状況です。絶対的な軽さが非常にインパクトあるのですが、アドレスのバッテリーはもともと足元設置ですので取り回し面での軽量化のメリットは限定的です。
準備するもの
工具編
- 六角レンチ
- 8mmレンチ
- 大きめのマイナスドライバー
交換部品
- 交換バッテリー(スカイリッチ HJTX7A)
新品のバッテリーの場合は、充電器が有るのであれば補充電してあげると良いです。鉛蓄電池だと長期在庫で自己放電している可能性もあります。リチウムイオン電池の場合は、自己放電が少ないのですが、気持ちの問題で補充電します。充電器が無いようでしたら別にしなくても大丈夫です。車両側でも走れば充電してくれます。
交換手順
1.バッテリーカバーを外す。
足元にあるバッテリーカバーを停める6角ネジ(黄〇)を2か所外します。カバー左側の辺から取り外します。爪で引っ掛かっているだけなのでマイナスドライバー等でひっかけると外れると思います。
2.端子のボルトを緩める。
必ずマイナス端子から外します。
バッテリーのマイナス側はボディーアースと言ってボディーの金属部分とつながっています。プラス側から外す際に万が一金属工具がボディーと接触するとプラス端子とボディーアースがショートして危険な火花が発生します。電気の火花は火傷の原因になる等、バカにできないので、かならずマイナス端子から外して下さい。つける時は、プラス端子から取り付けます。
3.バッテリー本体を交換する。
ゆっくりと上に引き抜いてください。両端子の所に四角いナット状の物があります。外れるタイプの物もあるので、隙間に落ちると救助が大変です。落とさないように注意して下さい。新しいバッテリーを入れます。向きを間違えないように入れて下さい。
端子への接続の際はプラス側から接続し、後からマイナス端子を接続します。バッテリーカバーの蓋をはめて、六角ネジ2か所を締め付けて終了です。
おわりに
バッテリーはやはりおおよそ5年くらいでセルも回らなくなる個体が多いような気がします。アドレスV125の場合はキックが付いていますので、セルが回らなくてもキックでエンジンを掛けることは出来ますので、バッテリーがヘタって来てからの交換(事後保全)でも間に合うと思います。セルしかエンジン掛けられない車体ではそうはいきません。いざと言うときのために、次の候補バッテリーの選定は事前に実施しておくことをお勧めします。
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