BMW i3のREX(発電用エンジン)の強制起動方法とメンテナンスインターバルのリセット方法を説明します。
REXの起動が必要なシーンについて
私が今までにREXの強制起動が必要だったシーンは2つだけです。
- ユーザー車検の受験とき
- オイル交換等の整備のとき
オイル交換は先の記事の中で記載させて頂いているので、ユーザー車検の時のREX起動について記載します。
ユーザー車検の際のREX起動について
一応、事前に先駆者の方のホームページを確認すると、「REX起動を求められることはない。」とか「起動できない」と言えばそのまま車検は通ると言う話も有ったのですが、念のために、メンテナンスモードからのREX起動方法を予習してからユーザー車検に向かいました。(家で何度か練習しました。)
車検場では、排ガスの試験の時と下回りの検査を行っている時に、「はい、エンジン掛けて下さ~い。」って言わられてしまいました。エキゾーストからの排気漏れを確認するとのこと。なるほど、丁寧ですね。
REX起動までの手順が多いので、モタモタしていると後ろの方にご迷惑を掛けてしまいかねません。あんまり気にする必要が無いんですが。家で練習しておくことをお勧めします。
REX起動方法
- 車両は駐車してメインOFFの状態からスタートします。リチウムイオンバッテリーは75%以下にしておきましょう。
- リアハッチを開けます。
- ペダル類を一切踏まずに、メインスイッチをONします。(鍵は車の中で。)
- アクセルをべた踏みします。
- ブレーキペダルをゆっくり3回踏んで、最後に踏み込んでおきます。
- アクセルペダルを離します。
- メインスイッチをもう一度押します。そうすると「排気診断モード」になり、REXが起動します。もう一度、メインスインチを押すとREX起動が終了します。
オイル交換の際も、この方法でエンジンを回して、エンジンオイル量を規定値に合わせます。
メンテナンスインターバルのリセット方法
こちらも、エンジンオイル等を交換した際にインターバルをリセットするのに使います。最近、ユーザー車検も厳しい(細かい)のでメンテナンスメッセージが出ていると通らないかもしれません。
警告灯ではないので問題ないと思いますが、方法は簡単なので消しておきましょう。
- 車両は駐車してメインOFFの状態からスタートします。
- ペダル類を一切踏まずに、メインスイッチをONします。(鍵は車の中で。)
- 暫くすると初期の警告灯類が消えると思います。
- メーターパネル左側のボタン(トリップメーターをリセットするボタン)を長押しします。
- メンテナンスインターバルをリセットするモードに入れます。
- リセットしたい項目までボタンを短押しして、リセットしたい項目で長押し(決定)します。
- 「リセットしますか?」と聞いてくるので、長押し(決定)します。
- メインスイッチを押してOFFします。(終了)
おわりに
REX起動やメンテナンスインターバルのリセットは知らないと出来ないですが、やり方を知っていれば簡単にできます。ぜひ、参考にして下さい。
コメント